EVENT活動報告
【介護系企業】超高齢化社会を担う『介護職のためのマナー接遇研修×Points of YouⓇ』
みなさんこんにちは! マスタートレーナーの かざまなほこです。
来たる2025年。
日本では『超高齢化社会』が到来します。
第二次ベビーブームからあんなにたくさん見かけた子供達を乗せた幼稚園バス。
現在は、朝になると高齢者を乗せたデイサービスの送迎者が走り回っています。
そんな介護福祉の現場を支える人材。『介護職』
大手介護系企業のマナー接遇研修に9ヶ月携わることになりました。
現在、半年が経過しています。
マナー、接遇、接客の用語の理解とともに、
『人が気持ちよく生活するための知恵』というマナーの定義に沿って、
コミュニケーション力を高めるアプローチで行っております。
本日は第2回目
『包括的な人間関係を円滑に進めるための主体的行動をコミットできる』
このテーマのもと、Points of YouⓇコーチングゲームを使ったワークショップをご紹介致します。
介護職は利用者とその家族はもちろん、チームで仕事をしていくため、多岐に渡る人間関係を構築する必要があります。
第1回目で自分の『強み』『弱み』についてのエンカウンターを経験している参加者。
今回は、『あなたにとって円滑な人間関係を象徴するカード』を1枚選んで頂きました。
2人ペアになり、話し手と聴き手を決めて5分ずつのエンカウンターを実施。
ルールとして、
①そのカードを選んだ理由 ②目に焼き付いたところ ③足りないものはなにか? ④何を感じたか?
この4つは質問するように促し、課題や気づきをワークシートに記入して頂きました。
次のステップとして、
4~5人のグループで
『それぞれの課題や気づきをシェア』し、『私達が取り組める明日からの行動』について、
グループワークを展開しました。
介護職員の抱えている問題は重く、職種によっては一人で利用者宅にサービスに出向き、
大きな不安を感じている職員も少なからず存在します。
感情労働、緊張、ストレス・・・それぞれがいろんな荷物も背負っての研修となっているため、
ここはあえて、個人のコミットではなく、グループのコミットとしました。
グループワークでは介護職でも職種の違う者、働く拠点が違う者同士で、今自分の抱えている悩みや課題、そして、どんなにこの仕事が好きか、意見交換されていました。
グループのコミットの発表はグループパズル(トレーナー養成講座で学びます)で表し、
良好な人間関係の構築について『私達が取り組める明日からの行動』についてコミットされました。
この発表。
とても盛り上がります!1つのグループが終わると、歓声とともに大きな拍手が巻き起こります!これは私も予想外でした。
アンケートでは、気づきにつながった、悩みを話せてよかった、などの外に、このようなご意見が寄せられました。
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私にとってはグループワークとは、とても苦手な作業で、まず、室内のテーブルの配置や更にはグランドルールの「積極的」「肯定的」「協働」の文字を見てとても気が重くなりました。しかし、Points of Youのカードの登場で、私の思考が一気に切り替わりました。
研修の後半にいくほど、カードから色々なことが読み取れる感覚がとても気持ちよくなってきました。そして、相手の話をしっかり受け止められるようになっていきました。
この研修で、自分の気持ちが良い状態になると、人に対して恐怖感がなくなり、優しく接する余裕ができることに気づきました。
接遇マナー研修とは、お客様に対する礼儀ある対応を学ぶものだと思っていましたが、それ以前の根本的なことが学べた気がします。
(100名以上の無記名アンケートより、複数名のご意見)
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Points of YouⓇには無限の可能性があります。
無限の可能性とは、
目の前にいる人、ファシリテートしている自分やコーチングゲームのカードたちはもちろんですが、
その職業全体の可能性も無限大にしていくのだと、心から感じました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様のご参考になれば幸せです♡
Points of YouⓇマスタートレーナー
かざまなほこ