EVENT
発達特性のある子の理解と支援 × Points of You®
2019年7月15日(月祝)、【発達特性のある子の理解と支援 × Points of You®】ワークショップを東京・雑司ヶ谷にて開催しました。
Points of You®認定トレーナー、臨床心理士・公認心理師の初川久美子です。
私は本業(カウンセラー)の傍ら、児童精神科医の三木崇弘とともに、「発達研修ユニット みつばち」として、研修講師ユニットを組んで、教員研修や保護者向け講演会などでの講師活動をしています。
このたび、三木がPoints of You®認定エバンジェリストとなり、みつばちのコンセプトとPoints of You®のコンセプトに似ているところが多い!と二人で意気投合したところから、日頃 発達特性のある子の支援を行っている支援者の方(心理士や教員、医師等)を対象に本WSを企画し、開催いたしました。
◆ワークショップの流れ
⓪Points of Youの考え方や使い方を知る。
①「発達特性のある子への理解と支援」について、みつばちが学校等でよく行う《発達特性のある子の気持ち》というコンテンツで体験的に学ぶ。(みつばちコンテンツを支援者向けにご紹介)
②イスラエル発祥の“視野を広げ、想像力を育むツール” Points of Youの代表的なワークで、「視点に気づく」「視点を動かす」醍醐味を体験。
③全体シェアリング
ワークショップに込めた思い
私たちみつばちの活動コンセプトは「視点の提供を通して、すべての人たちへあたたかいまなざしが注がれる社会へ」。
Points of You????の持つ「視点に気づき、視点を動かし、視野を広げる」可能性ととても親和性があると感じています。
「子ども達への支援を考えるときに必要なのは、方法論じゃなくて、最後は想像力」と最後に三木は語りましたが、その辺りが体験として伝わったといいなぁ…と願っています。
ご参加者からいただいたご感想
いくつかご紹介いたします。
⚫︎普段は自分からは語らないのですが、Points of Youだと話せてしまう。そして、終わった後は達成感というか、満足感のようなものを感じます。
⚫︎いろいろな思いが湧き出てきました!いろいろなケースや自分の働き方など、はっとさせられることがさまざまありました!
⚫︎最初の着眼点だけでは、(ワークの時間が)余ってしまうので、第2、第3の視点を持ってくることになり、きっとそれが子どもの視点なのだろうと気づきました。でも、視点を増やすためには、ある程度の時間が必要で、学校の中で常に子どもと走り回っている中で子どもの視点に立てる時間とゆとりを持つことが、これからの課題です。
ご感想ありがとうございました。
今後に向けて
開催した私たちにとっても、ご参加者の熱気や気づきがダイレクトに伝わってくる、あたたかい冒険のひと時となりました。
Points of You????の持つ可能性と、発達特性を持つ子の理解と対応との掛け合わせ、今後もワークショップとして開催してゆきたいと考えています。
発達特性に関わらず、子ども理解や子育てについてもさまざま展開できそうな気配を感じています。
ご興味持っていただけましたら、ぜひリクエストをお願いいたします(初川かみつばちまでご連絡お待ちしています)。
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